阪神・淡路大震災で蔵を失った神戸の酒蔵として、蔵の人気商品である酒粕の売上の50％を、「令和6年 能登半島地震」の被災地支援に寄付することにいたしました。

 

対象期間は、2024年1月17日～2024年3月31日までです。

 

当蔵は、1995年に起きた「阪神・淡路大震災」で全ての木造蔵を失い、時間差で唯一残った鉄筋蔵も無くして廃業を選びかけた酒蔵です。これまでも多くの方に支えていただき、なんとか震災後から今まで酒造りを続けることができました。

この度の能登半島地震では多くの地酒蔵も全壊、倒壊や津波の被害にあっており、まだ被害の全容すら明らかになっていない状況です。現地の風景を見るにつけ当時の様子とも重なり、何もできない私達は胸を痛めるのみですが、少しでも私達の身の丈でできることを…と思い、寄付の形をとることといたしました。

 

寄付先としては、現地で暮らす方々が対象となる義援金を選びました。まずは蔵人や地元の飲み手を含む現地の方々の暮らしの一助になってくれれば幸いでございます。
小さな蔵ができることはわずかではございますが、お客様においしく楽しんでいただきながら、無理なく被災地を継続して支援していける仕組みを今後も考えてまいります。

 

日本赤十字社を通じて被災地の方々の生活を支援する義援金として全額寄付

 

3月31日までに集まった寄付は、2024年4月に日本赤十字社の「令和６年能登半島地震災害義援金（石川県、富山県、新潟県）」へ寄付いたします。義援金は、被災地の方々の生活を支援するため、被災都道府県が設置する義援金配分委員会へ全額が送られる予定です。

 

■対象商品

（直営店舗・オンラインショップでの販売分のみ対象）

 

「大黒正宗」の酒粕、2024年1月17日～3月31日までの直営店舗での売上の50％を寄付させていただきます。

 

 

 

・吟醸 酒粕　ばら（1kg）

　　￥860 （税込）

・吟醸 酒粕　板（1kg）

　　￥1,080（税込）※化粧箱入り

・純米吟醸 酒粕　ばら（1kg）

　　￥880 （税込）

・純米吟醸 酒粕　板（1kg）

　　￥1,200（税込）※化粧箱入り

 

※全酒粕商品の内、「純米吟醸 酒粕」500gパックのみ対象外となります。

 

当蔵の酒粕は、日本酒の旨みを重視した酒造りに加え、絞りの際にお酒に雑味が出ないようゆるめに圧をかけて絞っているため、酒粕自体にたっぷりと旨みがある柔らかな酒粕です。
毎年新酒の出る11月頃から、日本酒を普段飲まれない方からも予約のお電話をたくさんいただく人気商品で、夏前には完売してしまうことが多い商品です。

 

 

■販売場所

＜酒蔵直営オンラインショップ「十一代目又四郎」＞
https://11th.matashiro.jp/
＜酒蔵直営店舗「十一代目又四郎」＞
住所：〒658-0044 兵庫県神戸市東灘区御影塚町1-5-23
営業時間：10：00-17：00（定休日は水曜・日曜・祝日）
電話番号：078-851-0151